快適職場環境の形成と受動喫煙防止対策

快適職場指針の考え方と、喫煙専用室の技術的基準(気流0.2m/s以上・区画・屋外排気)を確認します。

編集・検証: 衛生管理者スタディ編集部 公式情報: 公益財団法人 安全衛生技術試験協会 制作・検証方針

快適な職場環境づくりと、受動喫煙の防止。とくに喫煙専用室の技術的基準は、数値がそのまま問われます。

雪村 ましろ(普段) 雪村 ましろ

先生、『快適職場』って…なんだかふんわりした言葉ですねぇ。
試験に出るんですかぁ?

香月 リサ 先生(普段) 香月 リサ 先生

ふんわりしているようで、ちゃんと指針があるのよ。快適職場環境の形成は、事業者の努力義務として定められているの。

深見 つむぎ(普段) 深見 つむぎ

指針では、作業環境の管理、作業方法の改善、疲労回復のための施設・設備の設置、そして職場生活支援施設の維持管理、といった措置が示されていますね。

戸倉 ジャスミン(笑顔) 戸倉 ジャスミン

疲労回復の施設って…部室のソファみたいなやつ? あれ、けっこう生き返るんだけど。

香月 リサ 先生(普段) 香月 リサ 先生

考え方としては近いわ。
休憩室、シャワー設備、洗面所などね。
指針では、労働者の意見を聴き、個人差に配慮することも求められているの。

雪村 ましろ(笑顔) 雪村 ましろ

…あっ、暑いのが平気な人と、寒がりの人がいるから、ですね。
ましろは寒がりです。

香月 リサ 先生(笑顔) 香月 リサ 先生

ふふ、その通り。
快適さの感じ方には個人差がある。
だから一律に決めつけないこと。
ここは指針の要点よ。

深見 つむぎ(普段) 深見 つむぎ

先生、受動喫煙防止のほうも確認したいです。
技術的基準に数値があったはずです。

香月 リサ 先生(普段) 香月 リサ 先生

ええ、そこが本命ね。喫煙専用室を設ける場合の技術的基準は3つ。
しっかり覚えて。

深見 つむぎ(普段) 深見 つむぎ

1つ目、出入口において、室外から室内へ流入する空気の気流が0.2m/s以上であること。
2つ目、たばこの煙が室内から室外に流出しないよう、壁・天井等によって区画されていること。
3つ目、たばこの煙が屋外または外部に排気されていること。

戸倉 ジャスミン(普段) 戸倉 ジャスミン

0.2m/s…って、どれくらい? 風って感じもしないくらい?

香月 リサ 先生(普段) 香月 リサ 先生

ほとんど感じない程度のそよ風ね。
でもそれで十分、煙は外に出てこないの。
空気が常に『中へ中へ』と吸い込まれていればいいのだから。

戸倉 ジャスミン(笑い) 戸倉 ジャスミン

おお〜! 中に向かって吸い込む方向がポイントか。
これ、逆向きに書いた選択肢が出そうじゃん?

深見 つむぎ(恥ずかしい) 深見 つむぎ

…あ、それ私も指摘しようとしていました。
『室内から室外への気流』と書いてあったら誤り、ですね。

香月 リサ 先生(笑顔) 香月 リサ 先生

二人とも鋭いわ。
屋外喫煙所についても、受動喫煙を防止するために必要な措置をとることとされているわよ。

確認クイズ

受動喫煙防止対策における喫煙専用室の技術的基準として、正しいものはどれか。

  1. 出入口において、室内から室外に流出する空気の気流が0.2m/s以上であること
  2. 出入口において、室外から室内に流入する空気の気流が0.2m/s以上であること
  3. 出入口において、室外から室内に流入する空気の気流が2.0m/s以上であること
  4. たばこの煙は、室内で除去すれば屋外に排気する必要はない
こたえを見る

正解: 2. 出入口において、室外から室内に流入する空気の気流が0.2m/s以上であること

正しいのは「室外から室内に流入する空気の気流が0.2m/s以上」。空気を常に室内へ吸い込むことで煙の流出を防ぐ。向きが逆の選択肢1は誤り。数値が10倍の選択肢3も誤り。たばこの煙は屋外または外部に排気する必要があるため選択肢4も誤り。

香月リサ先生、戸倉ジャスミンが川沿いをサイクリングを楽しむ様子

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