有機溶剤中毒予防規則(区分・色分け・設備・掲示・保護具・健診)

第1種=赤・第2種=黄・第3種=青の色分けを軸に、設備・掲示・保護具・健診を整理します。

編集・検証: 衛生管理者スタディ編集部 公式情報: 公益財団法人 安全衛生技術試験協会 制作・検証方針

有機溶剤中毒予防規則(有機則)は、区分の色分け、設備、掲示、健診がセットで問われます。第1種=赤、第2種=黄、第3種=青という色を軸に整理しましょう。

戸倉 ジャスミン(普段) 戸倉 ジャスミン

先生、有機溶剤って…シンナーとか?
あのツンとするやつ?

香月 リサ 先生(普段) 香月 リサ 先生

そうね。
塗料の薄め液や洗浄剤に使われるわ。有機溶剤は蒸気を吸い込むことで健康に影響するの。
だから有機則で管理するのよ。

深見 つむぎ(普段) 深見 つむぎ

有機溶剤は有害性の程度で第1種・第2種・第3種に分けられ、それぞれ赤・黄・青で色分け表示すると習いました。

香月 リサ 先生(笑顔) 香月 リサ 先生

つむぎさん、よく覚えているわね。
区分の表示、容器などの色分けは、第1種が赤、第2種が黄、第3種が青。
信号みたいに危険な順に赤・黄と考えると覚えやすいわ。

戸倉 ジャスミン(笑い) 戸倉 ジャスミン

赤・黄・青!
信号でいうと青が一番安全ってことか、わかりやすいじゃん!

雪村 ましろ(普段) 雪村 ましろ

設備は、どんなものをつければいいんですかぁ?

香月 リサ 先生(普段) 香月 リサ 先生

屋内作業場での有機溶剤業務は、原則として密閉設備、局所排気装置、またはプッシュプル型換気装置のいずれかを設けるの。
第3種は、原則としてタンク等の内部で行う場合に全体換気装置でもよい、という緩和があるわ。

深見 つむぎ(普段) 深見 つむぎ

掲示も重要ですね。
有機溶剤の区分、取扱い上の注意事項、中毒が発生したときの応急処置などを、見やすい場所に掲示しなければなりません。

香月 リサ 先生(普段) 香月 リサ 先生

そう。
それから保護具。
局所排気装置などを設けず、または一時的に使えないときなどには、送気マスクや有機ガス用防毒マスクを使用させるの。

雪村 ましろ(びっくり) 雪村 ましろ

ふぇぇ〜、防じんマスクじゃダメなんですかぁ?

深見 つむぎ(普段) 深見 つむぎ

ましろちゃん、そこは大事なところ。
有機溶剤は蒸気なので、粒子を捕らえる防じんマスクでは防げません。
ガスを吸着する防毒マスクが必要です。

香月 リサ 先生(普段) 香月 リサ 先生

つむぎさん、いいフォロー。
健診も押さえましょう。
有機溶剤業務(第3種は一部)に常時従事する労働者には、雇入れ・配置替え・その後6か月以内ごとに1回、特殊健康診断を行うわ。

戸倉 ジャスミン(笑顔) 戸倉 ジャスミン

6か月ごとね!
ここも6か月!

香月 リサ 先生(普段) 香月 リサ 先生

そう。
作業環境測定も第1種・第2種は6か月以内ごとに1回、記録は3年保存。
数字がそろっているから、まとめて覚えるといいわ。

深見 つむぎ(普段) 深見 つむぎ

先生、質問があります。
有機溶剤作業主任者は免許ですか、技能講習ですか。

香月 リサ 先生(普段) 香月 リサ 先生

技能講習修了者よ。
有機溶剤作業主任者技能講習を修了した者から選任するの。
免許ではないから注意してね。

確認クイズ

有機溶剤中毒予防規則に関する記述として正しいものはどれか。

  1. 第1種有機溶剤等の区分の色分け表示は青色である
  2. 有機溶剤の蒸気に対しては、防じんマスクを使用させれば足りる
  3. 第2種有機溶剤等の区分の色分け表示は黄色である
  4. 有機溶剤作業主任者は、都道府県労働局長の免許を受けた者から選任する
こたえを見る

正解: 3. 第2種有機溶剤等の区分の色分け表示は黄色である

第2種は黄色が正しい。第1種は赤、第3種は青。有機溶剤の蒸気には有機ガス用防毒マスク(または送気マスク)が必要で防じんマスクでは防げない。有機溶剤作業主任者は技能講習修了者から選任する。

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