ホルモンは「名前・出る場所・はたらき」の3点セットで出題されます。表を丸ごと頭に入れましょう。
ホルモンは内分泌器官から血液に分泌されて、体の働きを調節する物質よ。
試験は『ホルモン・内分泌器官・はたらき』の3点セットで出るの。
うぅ…カタカナがいっぱい出てくるやつだ…あたし、こういうの一番苦手…
焦らなくていいわ。
まずは軸を一本通しましょう。
血糖——血液中のブドウ糖の濃度ね。
血糖を下げるホルモンは、膵臓から出るインスリンただ一つです。
そこが最重要。
下げるのはインスリンだけ。
逆に上げるほうは何種類もあるの。
同じ膵臓から出るグルカゴン、副腎髄質のアドレナリン、副腎皮質のコルチゾール——いずれも血糖を上げます。
え、下げるのが1人で、上げるのが3人!? 不公平じゃん?
…でも、食べものが少なかった時代なら、血糖が下がりすぎるほうが危なかったのかも、です。
ましろさん、鋭いわ。
飢えに備える仕組みのほうが先に発達したの。
だから上げる手段は何重にも用意されているのよ。
…あ、それ私も言おうとしていました。
ふふ。
では残りを一気にいきましょう。
副腎皮質からはアルドステロン——体液中の塩類バランスの調節ね。
甲状腺からは甲状腺ホルモン、いわゆるサイロキシン。
これは代謝の促進。
そして副甲状腺からはパラソルモン——血中カルシウム濃度の調節よ。
松果体からは…メラトニン、ですかぁ?
よく知っているわね。メラトニンは睡眠を促すホルモン。
夜になると分泌が増えるの。
最後に、胃から出るガストリンは胃酸の分泌を刺激するわ。
よっしゃ、こうやって『どこから出て何をするか』で並べると、意外といけるかも!
試験では、この対応をわざと入れ替えた組合せ問題が出ます。
特に『インスリン=血糖上昇』と書いた選択肢は定番の誤りですから、真っ先に切りましょう。
確認クイズ
ホルモン、その内分泌器官及びはたらきの組合せとして、誤っているものはどれか。
- インスリン — 膵臓 — 血糖量の増加
- グルカゴン — 膵臓 — 血糖量の増加
- パラソルモン — 副甲状腺 — 血中カルシウム量の調節
- メラトニン — 松果体 — 睡眠の促進
こたえを見る
正解: 1. インスリン — 膵臓 — 血糖量の増加
インスリンは膵臓から分泌され、血糖量を低下させるホルモン。『増加』は誤り。血糖を下げるのはインスリンだけで、グルカゴン・アドレナリン・コルチゾールは血糖を上げる。選択肢2・3・4はいずれも正しい組合せ。