内分泌とホルモンのはたらき

インスリン、グルカゴン、アドレナリン、コルチゾール、甲状腺ホルモン、パラソルモン、メラトニン、ガストリン。名前・器官・はたらきの3点セットで覚えます。

編集・検証: 衛生管理者スタディ編集部 公式情報: 公益財団法人 安全衛生技術試験協会 制作・検証方針

ホルモンは「名前・出る場所・はたらき」の3点セットで出題されます。表を丸ごと頭に入れましょう。

香月 リサ 先生(普段) 香月 リサ 先生

ホルモンは内分泌器官から血液に分泌されて、体の働きを調節する物質よ。
試験は『ホルモン・内分泌器官・はたらき』の3点セットで出るの。

戸倉 ジャスミン(しょんぼり) 戸倉 ジャスミン

うぅ…カタカナがいっぱい出てくるやつだ…あたし、こういうの一番苦手…

香月 リサ 先生(普段) 香月 リサ 先生

焦らなくていいわ。
まずは軸を一本通しましょう。
血糖——血液中のブドウ糖の濃度ね。

深見 つむぎ(普段) 深見 つむぎ

血糖を下げるホルモンは、膵臓から出るインスリンただ一つです。

香月 リサ 先生(普段) 香月 リサ 先生

そこが最重要。
下げるのはインスリンだけ。
逆に上げるほうは何種類もあるの。

深見 つむぎ(普段) 深見 つむぎ

同じ膵臓から出るグルカゴン、副腎髄質のアドレナリン、副腎皮質のコルチゾール——いずれも血糖を上げます。

戸倉 ジャスミン(びっくり) 戸倉 ジャスミン

え、下げるのが1人で、上げるのが3人!? 不公平じゃん?

雪村 ましろ(普段) 雪村 ましろ

…でも、食べものが少なかった時代なら、血糖が下がりすぎるほうが危なかったのかも、です。

香月 リサ 先生(びっくり) 香月 リサ 先生

ましろさん、鋭いわ。
飢えに備える仕組みのほうが先に発達したの。
だから上げる手段は何重にも用意されているのよ。

深見 つむぎ(照れる) 深見 つむぎ

…あ、それ私も言おうとしていました。

香月 リサ 先生(笑い) 香月 リサ 先生

ふふ。
では残りを一気にいきましょう。
副腎皮質からはアルドステロン——体液中の塩類バランスの調節ね。

香月 リサ 先生(普段) 香月 リサ 先生

甲状腺からは甲状腺ホルモン、いわゆるサイロキシン。
これは代謝の促進。
そして副甲状腺からはパラソルモン——血中カルシウム濃度の調節よ。

雪村 ましろ(普段) 雪村 ましろ

松果体からは…メラトニン、ですかぁ?

香月 リサ 先生(笑顔) 香月 リサ 先生

よく知っているわね。メラトニンは睡眠を促すホルモン。
夜になると分泌が増えるの。
最後に、胃から出るガストリンは胃酸の分泌を刺激するわ。

戸倉 ジャスミン(笑い) 戸倉 ジャスミン

よっしゃ、こうやって『どこから出て何をするか』で並べると、意外といけるかも!

深見 つむぎ(普段) 深見 つむぎ

試験では、この対応をわざと入れ替えた組合せ問題が出ます。
特に『インスリン=血糖上昇』と書いた選択肢は定番の誤りですから、真っ先に切りましょう。

確認クイズ

ホルモン、その内分泌器官及びはたらきの組合せとして、誤っているものはどれか。

  1. インスリン — 膵臓 — 血糖量の増加
  2. グルカゴン — 膵臓 — 血糖量の増加
  3. パラソルモン — 副甲状腺 — 血中カルシウム量の調節
  4. メラトニン — 松果体 — 睡眠の促進
こたえを見る

正解: 1. インスリン — 膵臓 — 血糖量の増加

インスリンは膵臓から分泌され、血糖量を低下させるホルモン。『増加』は誤り。血糖を下げるのはインスリンだけで、グルカゴン・アドレナリン・コルチゾールは血糖を上げる。選択肢2・3・4はいずれも正しい組合せ。

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